以前に比べ、測定機器上で振動ノイズが感じられるようになりました。考えられる原因は何がありますか?
防振台の調整は適正な状態になっていますか?詳しくは取扱説明書のトラブルシューティングをご覧下さい。
防振台が正常であることが確認できた場合には、以下の原因も考えられます。
- 周辺機器などによる振動や音響に変化はございませんか?または、周辺の部屋に新たに振動や音を発生する装置が設置されていませんか?
- 防振台の移設をされましたか?その時に設置調整は適正に行われていますか?(詳しくはお 手持ちの取扱説明書をご覧いただくか、弊社までお問合わせください。)
- 測定機器のコードからの振動伝播はありませんか?(防振台上の機器やコンピュータのコードの太さや長さによって振動障害がおこることもありますので、お問合せ下さい。)
- 近くに建物が建ちましたか?(建物間の風の動きが変わり、お客様の建屋が揺れていることが考えられますので、お問合せ下さい。)
- 測定機の周囲で人が動いた時に、測定部付近の温度変化がありませんか?(ご不明な場合には、お問合せ下さい。)
- 室内の温度変化により、測定系の部品またはサンプル等に微小な変形が生じていませんか?(ご不明な場合には、お問合せ下さい。)
- 室外も含め、周囲の人数の増加や人の流れが変わっていませんか?(歩行や台車からの振動の発生が考えられますので、お問合せください。)
- 周辺(数km以内)や地下で工事を行っていませんか?
- 空調機器のダクトが周辺にありませんか?ダクトから音が発生していませんか?(音による影響が考えられますので、お問合せ下さい。)
上記はチェック項目の一例です。原因は様々ですので、解決できない場合には弊社までご相談下さい。